写真:韓国財閥、ニセコ地域で大型開発 ひらふ地区にコンドミニアム建設計画
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韓国財閥、ニセコ地域で大型開発 ひらふ地区にコンドミニアム建設計画

2020年06月17日

韓国の財閥ハンファグループが、後志管内倶知安町ひらふ地区に大型コンドミニアムの建設を計画していることが30日分かった。韓国企業がニセコ地域で大型開発を計画するのは初めて。既にスキー場の隣接地を取得している。新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済の先行きに不透明感が強まっているが、ニセコ地域には多様な国・地域からの資金流入が続いている。

 ハンファグループは今年1月、日本国内に特定目的会社を設立。この会社が、ニセコ地域最大のスキー場「ニセコグラン・ヒラフ」に隣接する土地約6千平方メートルを3月に外資系ファンドから取得した。

 新型コロナの収束後を見据え、地上7階地下2階で100室規模の大型コンドミニアムの建設を計画している。総投資額は明らかにしていない。同社は北海道新聞の取材に「土地の取得は事実だが、施設建設の着工時期などは未定」としている。

 取得した土地は2012年まで東急不動産系が運営していた「ニセコ高原ホテル」の跡地。宿泊施設が建設されれば、スキーを付けたままゲレンデに出入りできる好立地になる。所有者が東急不動産系から外資系ファンドに変わった後は更地の状態が続き、ニセコ地域の中心部・ひらふ地区では残り少ない大規模開発が可能なスキー場隣接地として注目されていた。

 ハンファグループは数年前から、ニセコ地域のコンドミニアムの部屋を保有し、同地域で投資可能な案件を模索していた。

 国際的なスノーリゾートとして知名度を高めるニセコ地域には、アジアの国・地域から投資が続き、最上級ブランドホテルなどの建設計画が相次いでいる。香港企業が今年1月から「パークハイアットニセコHANAZONO」を営業しているほか、マレーシア企業も「リッツ・カールトンリザーブ」の年内開業に向け、建設を進めている。シンガポール企業も大型コンドミニアムを21年に完成させる予定で、別のシンガポール系企業も23年までに「アマン」の開業を計画している。

 日本国内での韓国企業によるスキーリゾート開発では、ホテルロッテグループが破綻した新潟県内の施設を買収し、17年に「ロッテアライリゾート」として再開業した例がある。

6-17-2  ニセコ開発地ViewImage.jpg(提供:北海道新聞)

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