写真:ウポポイが待望の開業 予約客来場 アイヌ文化の発展目指す
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ウポポイが待望の開業 予約客来場 アイヌ文化の発展目指す

2020年07月15日

アイヌ文化の復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(胆振管内白老町)が12日、開業した。政府が北日本初の国立博物館や体験交流ホール、遺骨の慰霊施設を整備した。アイヌ文化や歴史を国内外に発信する。新型コロナウイルス感染拡大防止のため入場者数を制限し、体験プログラムの大半を取りやめているが、初日は2068人が来場し、披露された古式舞踊などを堪能した。

 開業に先立って午前8時半からセレモニーが開かれ、アイヌ民族関係者やアイヌ民族のルーツを持つ俳優宇梶剛士さんらがテープカットに臨んだ。北海道アイヌ協会の加藤忠前理事長は「アイヌ民族が大切にしてきた自然との共生や歴史を感じてほしい」とあいさつ。宇梶さんは「ウポポイを通して、アイヌ民族の豊かな歴史と苦難の歴史を学んでほしい」と呼びかけた。

 入り口には午前9時の開場前から約300人が並び、検温を受けて入場。屋外で披露された古式舞踊や、祭具や工芸品など約1万点を収蔵する「国立アイヌ民族博物館」の展示などを見て回った。札幌市北区から訪れた小学6年の牧島颯利(はやと)君(11)は「(昔の狩猟を再現した)仕掛け弓の実演が面白かった。博物館の展示品でアイヌ文化を勉強できた」と話した。

 ウポポイはアイヌ語で「(大勢で)歌うこと」を意味する。国立アイヌ民族博物館のほか、古式舞踊を披露する体験交流ホールや伝統的なコタン(集落)が再現された「国立民族共生公園」、大学などが保管していたアイヌ民族の遺骨を納めた慰霊施設からなる。

 敷地は約10ヘクタール、総工費は約200億円。アイヌ民族文化財団(札幌)が運営する。開業は新型コロナの影響で、当初予定の4月下旬から約2カ月半遅れた。

 開場時間は午前9時~午後8時(19日までの平日は午後6時まで)で月曜休み。入場は当面1日約2千~約2500人に制限し、事前予約が必要。問い合わせはウポポイ(電)0144・82・3914へ。

(提供:北海道新聞)

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