
北海道の今
「立てるんです」水上散歩 千歳川源流部でスタンド・アップ・パドルボード
2020年08月10日
夏の訪れとともに水のスポーツを楽しむ人が増えている。千歳市内の支笏湖周辺では、ボードの上に立ってパドルをこぐ「スタンド・アップ・パドルボード」(SUP)の愛好者が水上散歩を楽しんでいる。
晴天が広がり、夏らしい暑さになった18日は、支笏湖や、湖から流れ出る千歳川源流部に多くの愛好者が訪れた。バランスを取りながらパドルを動かし、流れに乗る。昨年からSUPを始めたという札幌市南区の会社員土田忠さん(56)、香さん(59)夫妻は「ボードの上に立つと視点が高くなり、浮遊している感覚になって面白い」と話した。
日本SUP指導者協会理事で、道内でツアーやスクールを主宰する岸浩明さん(54)=札幌市東区=は「講習を受け、ライフジャケットを着て安全に楽しんでほしい」と呼びかける。また新型コロナウイルス感染防止のため、検温や道具の消毒などに注意を促している。
(提供:北海道新聞)