写真:日高線、来年3月廃止へ 7町、JRと来月合意方針
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日高線、来年3月廃止へ 7町、JRと来月合意方針

2020年09月09日

2015年1月の高波被害で不通が続き、JR北海道が廃止・バス転換を求めているJR日高線鵡川―様似間(116キロ)について、日高管内全7町長は12日、同管内新ひだか町で臨時会議を開き、来年3月末で同区間を廃止し、4月から代替バスを運行することで、9月中にJRと最終合意する方針を決めた。

 JR北海道が「単独では維持困難」として廃止・バス転換を求めている赤字路線5区間のうち、廃止が決まれば石勝線夕張―新夕張間、札沼線北海道医療大学―新十津川間に続いて3例目。自然災害で不通となった鉄路を復旧せずに廃止すれば、同社として初めて。

 会議は冒頭を除いて非公開。関係者によると、7町長のうち、日高、平取、新冠、新ひだか、様似、えりもの6町長は、不通から5年半以上となり「利便性や速達性の高い新たな地域公共交通(代替バス)の提供をこれ以上、先延ばしにできない」などとし、日高町村会として最終合意を目指す方針を支持した。

 一方「災害復旧なしで廃止すれば『あしき前例』となる」などとして唯一、全線復旧を主張してきた浦河町の池田拓町長は今回「了承はできないが、町村会として決めた方針には従う」との姿勢を示した。

 また、JR側が6月4日の臨時町長会議で提示した、バス転換後18年間の運行に20億円、駅舎や鉄路など鉄道施設跡地の活用などの地域振興策に5億円の総額25億円の支援金を拠出することについて、異論はなかったという。

 さらに転換後のバスについては、現在、JRバスが同区間の駅間を運行する代行バスに代えて、広域的に地域間を結ぶ新たな公共交通(代替バス)とし、大筋の運行案も了承したという。

 今後は、JRと9月中に廃止・バス転換に関する協定を結び、来春に向け、代替バスの詳細を詰めるという。日高町村会長の坂下一幸・様似町長は、会議後「(鉄路不通で)困っている人々に喜んでもらえるバス転換にしたい」と語った。

(提供:北海道新聞)

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