写真:不漁「公海にもいない」 棒受けサンマ初競り1匹1200円
北海道の今

不漁「公海にもいない」 棒受けサンマ初競り1匹1200円

2020年09月11日

道東沖サンマ漁の主力となる棒受け網漁で漁獲されたサンマの初競りが24日朝、釧路管内厚岸町の厚岸市場で行われた。水揚げ量は中型船(20トン以上100トン未満)4隻のわずか約900キロで、前年の4・7倍となる1キロ1万1880円の高値がついた。厚岸町内の小売店では早速、最高で1匹1200円のサンマが並んだ。厳しい不漁予測が現実のものとなり、漁業者らは不安を募らせている。

15日に厚岸漁港を出た中型船4隻は、同港から約1500キロ離れた北太平洋公海でサンマを取り、帰港した。第21福長丸(49トン)の川崎元太郎漁労長(39)は「不漁は想定していたが、ここまでひどいとは思わなかった」と嘆く。

第55幸洋丸(49トン)の小松好和漁労長(60)は「30年以上漁師をやってきて今年が一番魚の姿が見えない。このままでは経営が成り立たない」と懸念する。

昨年まで10年連続サンマの水揚げ量日本一を誇る根室市の花咲港は24日現在、水揚げゼロが続く。

22日に漁獲のないまま同港に戻った中型船の漁労長は「外国漁船も公海で散らばって操業しており、公海にも漁場がないということだ」と指摘する。ソナー(水中音波探知機)で探せる魚群はなく、船上からサンマが1、2匹いるのを見ただけだったという。

水産庁は日本近海へのサンマの来遊量は記録的不漁の昨年よりさらに低調に推移すると予測していた。

高価な「庶民の味」に消費者からは嘆息が漏れる。厚岸漁協の直売店で1匹1050円のサンマを購入した神奈川県の会社員小坂淳子さん(46)は「道内旅行中で初水揚げされたと聞いて買いました。普段なら1匹300円以下じゃないと手が届かない」。市場関係者によると、今後も不漁が続けば価格が高止まりする可能性があるという。

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(提供:北海道新聞)

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