写真:北海道の底力見せた 再開の物産展、大人気 首都圏の百貨店で続々 出店減でも単価は上昇
北海道の今

北海道の底力見せた 再開の物産展、大人気 首都圏の百貨店で続々 出店減でも単価は上昇

2020年10月14日

首都圏の百貨店が今月、新型コロナウイルス禍で春から初夏にかけて軒並み中止となった「北海道物産展」を相次ぎ開催している。コロナで客足が落ち込む中、人気催事を集客の起爆剤にしたい考え。感染予防のため出店数は減らしたが、客単価が高く売り上げは想定以上という。道内から出店している企業も、これまでの減収分を少しでも補おうと懸命だ。

 「春は中止になったので楽しみだった」。横浜市の主婦林秀美さん(56)は28日、そごう横浜店の北海道物産展でステーキ弁当などを買って声を弾ませた。

 同店は道物産展を年2回開くが、今春は緊急事態宣言と重なって中止した。今回は出店数を例年の3割減の約50店とし、会場内の客が250人を超えると入場制限している。それでも物産展全体の売り上げは前年の9割に達した。竹内裕之・物産展係長は「想定以上の数字。1店ごとの売り上げが高い」と語る。

 百貨店のさまざまな催事の中でも道物産展は屈指の人気で、全館の来客数を増やす効果がある。

 ある百貨店の担当者は「北海道は肉や海鮮、菓子など食品の幅が広く、集客力がある」と説明する。首都圏の各百貨店は通常年2~3回開くが、今春はコロナで中止した。

 各百貨店は感染者数が落ち着き、新しい生活様式も浸透したと判断。消毒や検温、通路幅の拡大など対策を講じて9月に再開した。京王百貨店新宿店は、例年の7割の出店数だったが売り上げは8割を確保した。1999円の海鮮弁当を家族全員分買うなど、客単価が高かった。「旅行の代わりに普段は手にしない高い商品を買う人が多かった」と広報担当者。東武百貨店池袋本店も盛況で、予算を達成できたという。

 各社はオンライン販売にも注力する。

 札幌在住のバイヤーが道内の畑やラーメン店から生配信して商品の魅力を訴え、そのままインターネットで買える―。高島屋は日本橋店の物産展と合わせ、こんな仕組みを設けた。小田急百貨店は実店舗での開催は見送ったものの、ネット通販に48店の約150品を用意した。

 物産展再開は道内の事業者にも朗報だ。そごう横浜店に出店する農産物卸小売業「あい然」(札幌)の売り上げは前年の1・5倍に。「待ちわびたお客がまとめ買いしてくれた」(東徳美代表取締役)。同じく出店する海産物卸売問屋山丁長谷川商店(函館)は観光客が減るホテルにも卸しており、コロナの打撃は大きい。秋元進営業部次長は「再開して本当に良かった」と話した。

(提供:北海道新聞)

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