写真:池田の「山幸」から世界の「Yamasachi」へ ブドウ国際登録に地元沸く
北海道の今

池田の「山幸」から世界の「Yamasachi」へ ブドウ国際登録に地元沸く

2020年12月11日

池田】町ブドウ・ブドウ酒研究所が開発した独自品種「山幸」が国際ブドウ・ワイン機構(OIV、パリ)に品種登録されたことで、地元は喜びに沸いている。日本ワインの歴史に新たな一ページを書き加える快挙で、「世界中で『Yamasachi』のワインを楽しんでほしい」と期待が膨らむ。

 「山幸は池田町だけではなく、ブドウ栽培が難しかった地域全体の財産。(国際登録は)十勝ワインの歴史にとっても意義のある評価で、先駆者や先輩の皆さんにも感謝したい」。元町ブドウ・ブドウ酒研究所長で、山幸の開発に携わった安井美裕町長は喜びをかみしめ、「甲州もEUに輸出してから品質を上げ、評価されるようになった。山幸も続きたい」と意気込む。

 町は山幸の国際的な認知度を高める狙いで、昨年6月に輸出認証機関の独立行政法人酒類総合研究所(広島県東広島市)を通じてブドウ栽培や品種などの総合研究機関OIVに申請し、品種登録が認められた。

 山幸は品種名をラベルに表記し欧州連合(EU)各国に輸出できるようになる。OIV登録は「甲州」「マスカット・ベーリーA」(ともに山梨)に続く国内3品種目で、道内では初めて。

 耐寒性に優れる山幸は、十勝管内をはじめ道東や道北など寒冷地での醸造用ブドウ栽培を可能にし、道内各地でのワイナリー誕生を後押しした。OIV登録により、山幸の栽培に力を入れるワイナリーやブドウ農家の増加も期待される。町ブドウ・ブドウ酒研究所の佐野寛所長は「国内でも『やまさち』と読めない人が多く、知名度を上げる機会。個性あるワインが北海道、池田町にあることをPRしたい」と力を込める。

 道内のワイン関係者の期待も高まる。道産ワインを通じた地域振興に取り組むNPO法人ワインクラスター北海道(小樽)の代表理事で、シニアソムリエの阿部真久さんは「日本ワインと言えば甲州というイメージが強いが、国内外で山幸や道産ワインが知られるきっかけになる。これまでの苦労を振り返ると、道産ワインのパイオニア、十勝ワインの独自品種がOIVに登録されたことは意義深い」と話している。

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(提供:北海道新聞)

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