写真:茶販売ルピシア、本社を東京からニセコ移転 コロナのリスク回避
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茶販売ルピシア、本社を東京からニセコ移転 コロナのリスク回避

2020年07月12日

茶類販売大手のルピシアは26日、臨時株主総会を開き、本社を現在の東京都渋谷区から後志管内ニセコ町に移転することを決めた。管理部門や商品開発などの担当者をニセコ町に移し、今冬までにグループ全体で100人規模の拠点にする。来年には新たな本社棟を町内に建設。コロナ禍で都市部中心の働き方が見直される中、拠点を東京から地方に移す動きとして注目されそうだ。

 7月15日付で本社の登記を食品工場があるニセコ町元町に変更。グループ会社2社も同時に移転する。今冬までに東京の社員ら20~30人をニセコに移し、食品製造・販売の「ルピシアグルマン」(ニセコ町)などと合わせ、従業員100人態勢にする。東京・渋谷の拠点も当面は維持する。

 創業者の水口博喜会長兼社長(65)は本社移転について、「企業としての永続性を考えると、コロナ禍や災害などから東京に業務を集中するリスクは高く、メリットは小さい」と話す。創造的な仕事は都市部より地方の方が適していると考えるほか、テレワークの浸透で場所を問わずに働ける環境が整い、本社移転が可能になったと判断した。

 ルピシアは2005年、ニセコ町内に保養所を建設したほか、17年には焼き菓子などの食品工場を稼働。水口会長兼社長も町内に移住したほか、従業員用の宿舎も13棟建設している。19年には町から16・5ヘクタールの土地を購入し、今年9月稼働予定の地ビール工場などを建設中。新本社棟は同工場の近くに建て、敷地内には社宅も建設する。

 東日本大震災後、東京などの道外企業がリスク分散のため、本社機能を札幌や苫小牧、旭川などに移転する動きが続いたが、道内の町村部に移転するのは珍しい。ニセコ町の片山健也町長は「観光以外の雇用の場の創出になるだけでなく、地域の価値向上にもつながる」と歓迎する意向を示している。

(提供:北海道新聞)

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