
北海道の今
富良野に高級コンドミニアム 33戸完売 1戸2億円超も
2020年07月21日
富良野市内で初となる外資系大型コンドミニアム「フェニックス富良野」が富良野スキー場そばの北の峰地区に完成し30日、関係者に内部が公開された。開業は12月1日。
施設は鉄筋コンクリート6階建てで延べ約3500平方メートル。ワンルームから3ベッドルームまでの全33戸で、総工費は非公表。スキー場ターミナルに面する好立地にあり、市街地を一望できる眺望のよさが特長という。
1戸は約3千万~2億3千万円で、既に香港やベトナムなどの富裕層に全戸分譲された。オーナー不在時は後志管内倶知安町の不動産会社が部屋を管理し、ホテルとして営業する。宿泊料は1泊1室朝食付きで、ピーク時約5万~24万円。
開発した不動産デベロッパーのゼッケイ(香港)は同町で複数の高級別荘街などを手がけている。創業者で取締役のランダル・ホール氏は「富良野は夏も観光客が見込めるホットなリゾート地だ」と話し、今後も富良野での開発を続ける考えを示した。
(提供:北海道新聞)