
北海道の今
目と耳で感じる涼 帯広神社で「花手水」
2020年07月22日
参拝前に心身を清める手水鉢に花を浮かべて彩る「花手水(はなちょうず)」が6月30日から7月2日まで、帯広市東3南2の帯広神社で行われた。参拝者は「きれい」「かわいい」などと声を上げ、写真を撮る人もいた。
花手水は、京都をはじめ全国の神社や寺院で広がり、同神社も昨年から始めた。種類の異なる色とりどりの花を水に浮かべ、今年は風鈴も飾った。花々の色彩と風鈴の音色から、目と耳で涼を楽しめる。
同神社権禰宜(ごんねぎ)の佐々木昌和さん(45)は「新型コロナウイルスという目に見えない不安を感じる生活の中で、少しでも心に明るさや潤いを感じてもらえれば」と話す。花手水は今月23~25日と8月にも行う予定。
(提供:北海道新聞)