
北海道の今
ニコラス展望タワー 日本夜景遺産に 旭川一望「コロナ後 楽しんで」
2020年09月16日
旭川市神居町のレジャー施設、旭川サンタプレゼントパークにある「ニコラス展望タワー」が、一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー(東京)の「日本夜景遺産」の施設型夜景遺産として登録された。新型コロナウイルスの影響で現在は営業していないが、同パークは「タワーを知ってもらう機会になれば」と喜ぶ。
日本夜景遺産は、同法人が夜景を観光資源として発信しようと2004年に創設。「自然夜景」「施設型夜景」など4部門で構成され、年に1度、自薦や他薦の全国約100件の候補地から選ばれる。同法人の事務局での評価と、夜景観光士1級の資格を持つ夜景マイスター約40人の投票で決まる。これまで函館山や札幌テレビ塔など道内20カ所を含む全国261カ所が認定されている。
1996年に完成したタワーは高さ50メートルで、標高330メートルのパーク内スキー場の山頂にある。市内が一望できるパノラマ景観や、タワーの下まで車で行くことができるアクセスの良さが評価され、7月22日に市内で初めて登録された。駐車料金は1台千円。例年は6~10月上旬に営業している。同パークは「コロナ禍が収束したら多くのお客さんに夜景を楽しんでほしい」と期待している。
(提供:北海道新聞)
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