
北海道の今
屈斜路湖包む雲海 あかね色 美幌峠
2020年11月06日
日本最大級のカルデラ湖である屈斜路湖(釧路管内弟子屈町)を包み込みながら、朝日を受けて輝く雲海を10日、美幌町の道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」から撮影した。
雲海は放射冷却などで屈斜路カルデラに霧がたまると発生する。夏場に発生する確率が高く、秋口は珍しいという。道の駅を管理する美幌峠物産館の平田政二支配人は「ここまできれいな雲海は久しぶり」と話した。
早朝、美幌峠を訪れた観光客は朝日に染められた雲海を眺め、記念撮影をしていた。家族旅行で訪れた宗谷管内枝幸町の渋谷大和君(9)は「まるで飛行機に乗っているみたいで、すごい風景」と見入っていた。
(提供:北海道新聞)