
北海道の今
終息願い疫病払いの飾りも 北見神社で授与品作り
2021年01月06日
北見神社(北見市北2東6)で、年末年始の参拝者に授与するお守りなどの準備が本格化している。新型コロナウイルス対策として、例年は元日から行う販売を今月20日から始める。
今回は90種類、約9万点の授与品を用意する。8日には神職らが来年の干支(えと)の牛が描かれた絵馬を破魔矢に取り付ける作業をした。
全国的に新型コロナが終息しないため、疫病を免れると言い伝えのある「茅(ち)の輪」の飾りを初めて授与品に加え、タマネギ型の小物におみくじが付いた「えぞみくじ」も準備している。
村井一介宮司(43)は「初詣は三が日に済ませる決まりは無い」として混雑を避けて参拝するよう呼び掛け、「来年の干支の牛はゆっくりと歩みを進める動物。大変な時期だが、明るい未来に向けて確実に歩を進める年になってほしい」と語った。
(提供:北海道新聞)
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