
北海道の今
ふたご座流星群、夜空を駆ける 豊頃
2021年01月06日
冬の夜空を彩る「ふたご座流星群」が13日夜、十勝管内でも観測された。豊頃町では町のシンボル、ハルニレの木の上空を流星が駆け抜けた。
ふたご座流星群は多くの流星が出現することから、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群とともに三大流星群と呼ばれている。
豊頃町のハルニレの木の上空では、午後6時から4時間で10個ほどの流星が確認された。木の周囲では十数人が夜空を撮影し、推定樹齢150年の巨木と流星の共演を楽しんだ。
陸別町の銀河の森天文台の技師中島克仁さん(49)は「ふたご座流星群は活動期間が長く、ピークを過ぎても1週間ほど観測できる。広い範囲をゆっくりと探して」と話す。今年のピークは過ぎたが、15日が新月のため月明かりが少なく、良い観測条件が続くという。
(提供:北海道新聞)