
北海道の今
スノーシュー履いて標高千メートルの雪原散策 七飯スノーパークが新作ツアー
2021年01月27日
函館七飯スノーパーク(渡島管内七飯町東大沼)は10日から、スノーシューを履いて標高千メートルのゲレンデを散策する新たなツアー「スノーシューと天空のランチ」を始める。同パークの担当者は「秋の紅葉に続き、冬の雪原も美しい。スキー未経験者や年配の方にも雪山を楽しんでほしい」と参加を呼び掛けている。
ツアー所要時間は3時間半。ゴンドラで頂上まで登り、約1・5メートルほど積もった雪の上をスノーシューを履いて歩く。木々に氷の粒が付着する「霧氷」を見たり、展望デッキ「紅葉の谷」では横津連峰の雪原を眺めたりすることができる。
散策後のランチでは、山頂にある「ピークカフェ」で、ひこま豚を使った「ハンバーグランチ」か「駒ケ岳ポークのしょうが焼きランチ」を選び、地元産の食材を使った料理を、雪化粧した駒ケ岳を見ながら楽しめる。同パークは昨年2月、登山家らを招いたモニターツアーを開催するなどし、準備を進めてきた。
ツアーの催行人数は2~10人で、申し込みが必要。体験料は8千円。スノーシューやストックの貸し出しは別途2千円。ウエアのレンタルもしている。実施期間は、3月下旬までを予定している。申し込みは同パーク(電)0138・67・3355へ。
(提供:北海道新聞)