
北海道の今
ジュエリーアイス 黄金の輝き 豊頃の大津海岸
2021年01月13日
十勝管内豊頃町の冬の風物詩で、透明な氷の塊「ジュエリーアイス」が町内の大津海岸に打ち上げられている。写真愛好家らが朝日を浴び、黄金色に輝く「宝石」をカメラに収めた。
ジュエリーアイスは、十勝川に張った氷が割れ、海に流れ込んで波に洗われた後、しけなどで海岸に漂着したとされる。例年は1月下旬から2月末ごろに現れ、天候によって海岸から消えることもある。
今年は8日、海岸線の約1キロにわたって打ち上げられているのが確認された。直径が1メートルを超す氷塊もあり、十勝観光連盟事務局長でアマチュアカメラマンの梅村明さん(63)は「新型コロナウイルスの感染防止に注意しながら、感動的な光景を目にしてほしい」と話していた。
(提供:北海道新聞)