写真:つべつ和牛で日本一、兄弟でつかむ 迫田隆さん、悟さん 繁殖・肥育、愛情たっぷり
北海道の今

つべつ和牛で日本一、兄弟でつかむ 迫田隆さん、悟さん 繁殖・肥育、愛情たっぷり

2021年01月29日

黒毛和牛の肉質などを競う全国大会「全畜連肉用牛枝肉共進会・黒毛和種去勢牛の部」で、町大昭の「つべつ和牛」生産者、迫田隆さん(44)、悟さん(36)兄弟が最高位の農林水産大臣賞を受賞した。2017年度に続く2度目の快挙に「日本一は本当にうれしい。津別のアピールにつながれば」と笑顔を見せる。

 本年度の共進会は昨年11月、全国畜産農協連合会が東京都中央卸売市場食肉市場で開催。去勢牛の部には北海道、宮城、沖縄など13道県から65頭が出品され、肉質や霜降り具合が審査された。

 迫田さん兄弟の育てたつべつ和牛は生後29・9カ月、体重895キロで、肉質等級は最高のA5を獲得。連合会によると、肉色、脂質に優れ、細かいサシがまんべんなく入っていることが高く評価された。

 津別町農協によると、つべつ和牛の生産者は4戸で、このうち迫田さん兄弟は約370頭を飼育する。

 農水省によると、和牛生産者は一般的に、産ませた子牛を生後8~10カ月まで育てて家畜市場に出荷する「繁殖農家」と、市場で購入した子牛を20カ月程度育てて食肉市場に出荷する「肥育農家」に分かれる。

 これに対し、迫田さん兄弟は繁殖用の母牛を飼育して産ませた子牛を肥育する「一貫農家」。隆さんは「子牛が私たちを親だと思ってくれることに意味がある。大人になるまで愛情をたっぷり注ぎ、津別の同じ環境でのびのびと育てる」と話す。

 牛舎の床は、町内の農家が提供してくれる小麦のわらと津別のバーク(樹皮)やチップを敷き詰め、ふかふかだ。冬は赤外線ヒーターを使い、子牛には保温用のジャケットを着せる。

 常に牛に接して無言の訴えに気付き、いかに早く体調の変化に対応するかが大事だという。便を見て消化の具合を確かめるなど、日々健康に気を配る。

 悟さんは「上位入賞者は、業界でもそうそうたる生産者。その中での日本一は大きな自信になる」と力を込め、兄弟は「手塩にかけたつべつ和牛を、多くの人に食べてもらえたら」と話している。

(提供:北海道新聞)

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