
北海道の今
道内恐竜一堂に 道博物館が企画展公開 12日開幕
2021年02月10日
北海道博物館(札幌市厚別区)は10日、道内で研究されている7種の恐竜化石を集めた特別企画展「北海道の恐竜」の内容を報道関係者に公開した。胆振管内むかわ町穂別地区で発見された「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称・むかわ竜)などを一度に見られるのは初めてで、12日に開幕する。
むかわ竜の全身化石と全身復元骨格をはじめ、ハドロサウルスの仲間(留萌管内小平町)や、ノドサウルスの仲間(夕張市)などの化石が並ぶ。
クビナガリュウやプテラノドンの全身復元骨格もあり、白亜紀後期(約1億~6600万年前)の世界を学ぶことができる。円谷昂史(たかふみ)学芸員(32)は「北海道の1億年の物語を体験してほしい」と話す。
3月14日まで(月曜休館)。入場無料。観覧は入れ替え制で、1日4回各100人。同博物館のホームページで予約する。問い合わせは同博物館(電)011・898・0456へ。
(提供:北海道新聞)