写真:豪系と香港系事業統合 ニセコ開発、コロナ後見据え
北海道の今

豪系と香港系事業統合 ニセコ開発、コロナ後見据え

2021年02月16日

ニセコ地域初のコンドミニアムを建設したオーストラリア系不動産大手、北海道トラックス(後志管内倶知安町)が香港系企業ハクライフ(東京)と新会社を設立し、全事業を統合したことが分かった。長くニセコ地域の開発を主導してきたオーストラリア系企業との統合により、開発における中華系資本の存在感が高まりそうだ。

 北海道トラックスとハクライフは新会社「H2グループ」を2020年11月1日に倶知安町に設立し、両社の全資産、事業を移転した。新会社の資本金998万円は50%ずつ出資し、両社が株式を保有する。両社の代表が共に新会社の代表に就いた。

 H2グループの施設はすべて新ブランド「H2」に移行。北海道トラックスのサイモン・ロビンソン代表は「ニセコ地域の市場は大きく変化した」とし、新会社設立の狙いを「新型コロナウイルスの感染終息後を見据え、富裕層向けサービスのノウハウをハクライフから取り入れるため」とする。

 北海道トラックスは04年設立。ニセコ地域初のコンドミニアムのほか、多くの宿泊施設の開発を手掛け、オーストラリアからのスキー需要を取り込み、ニセコの国際化をけん引した。

 ハクライフは香港人マイケル・チェン氏が17年設立。最高1泊300万円の地域最高級施設など2軒を運営しアジアの富裕層から人気を集めている。

(提供:北海道新聞)

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