写真:本社移転で異動、「思っていた以上」の日常
北海道の今

本社移転で異動、「思っていた以上」の日常

2021年01月05日

昨年7月15日。全国展開する茶販売の大手企業ルピシアが、本社を東京・代官山から後志管内ニセコ町に移転した。8年間、商品企画部長として季節商品の開発などに携わってきた中下由香(なかしたゆか)さん(48)がニセコへの転勤を打診されたのは、その直後だったという。

 突然の辞令で、東京からニセコへ。自らの判断で移住したわけではなく、会社員としての異動だ。「1年前なら、ちゅうちょしてすぐに動けなかったかな」

 新型コロナウイルスの感染拡大が「1年前」との違いだ。社内でも2月末ごろから在宅勤務が推奨されるように。在宅で働きやすいテレワークの仕組みが整備され、東京にいても顔を合わせるのは1週間に1回あるかどうか。コミュニケーションはメールや電話が主となる。「だったら、都内にいるメリットは少ない」

 独身で、両親も元気だ。「今しか新しいことにチャレンジできないのでは」。そう前向きに考え、辞令を冷静に受け止めた。9月からニセコの社宅に暮らす。

 東京では自宅から駅までコンビニエンスストアが5軒もあり、「どこでランチを買おうか」と考えながら歩いた。ニセコでは車がないとコンビニに行けない。「野菜がおいしい。東京で食べていたコンビニ弁当では気付かなかったことばかり」

 ニセコの工場で管理業務を担う野沢真弓(のざわまゆみ)さん(43)も「9月異動組」。本社移転とほぼ同時に異動の打診があった。「はっきり言って、想像がつかなかった」。実は北海道には、出張でしか来たことがなかった。

 運転免許のない野沢さんが異動後、真っ先に始めたのは教習所通いだ。仕事を終えて教習所から戻ると、辺りは真っ暗。暗闇、冬の寒さ、猛吹雪…。そして、食材のおいしさも「思っていた以上だった」。

 都市から地方へ―。企業として移動を決めたルピシア。会社都合に端を発した2人の移住生活は、東京では知り得なかった「気付き」の連続だという。

(提供:北海道新聞)

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