
北海道の今
岩見沢など大雪 降雪56センチ、2月最多を更新 JR381本運休
2021年02月25日
冬型の気圧配置が強まった影響で、道内では24日、石狩や空知管内で大雪となった。JR北海道は特急58本を含む381本を運休した。石狩や空知では25日も大雪になる見込みで、札幌管区気象台が吹雪による交通障害に注意を呼びかけている。
気象台によると、24日午後7時までの24時間降雪量は、岩見沢市で56センチ、石狩管内新篠津村で50センチとなり、2月の観測史上最多を更新した。
JRは24日、函館線の江別―旭川間などで終日運転を見合わせ、計381本を運休し、約5万7千人に影響が出た。岩見沢市の会社員松田政浩さん(60)は午前9時半ごろから岩見沢駅で足止めされた。「今日中に札幌に行く必要があるので、列車が動くまで待つしかない」と疲れた様子で話した。
JRによると25日午前0時現在、同日の運休予定本数は特急59本を含む140本。
道教委によると、24日は空知管内南幌町と石狩管内当別町、同新篠津村の公立の全小中学校など計39校で臨時休校となった。
気象台によると、25日も石狩や空知管内では昼前にかけて大雪となる見込み。
(提供:北海道新聞)