
北海道の今
ミモザ見ごろ 黄色い花、来場者楽しませる 札幌・百合が原公園
2021年02月25日
札幌市北区の百合が原公園にある緑のセンターで、オーストラリア原産のマメ科の木ミモザの花が見頃を迎えている。例年より1週間ほど早い2月中旬に開花。鮮やかな黄色い花が、来場者を楽しませている。
ミモザの花は欧州で「春を告げる花」として知られ、日本では庭木として関東以南で見られる。道内では屋外での越冬が難しいが、同センターではシンボルとして来場者に親しまれており、室温を8度に保った同センターの大温室では現在、高さ約6メートルの木にブドウのような房状の花がびっしりと咲いている。
苫小牧市の会社員、三本郁夫さん(63)は「花のボリュームがすごい。素晴らしいですね」とカメラを構えていた。花は3月上旬まで楽しめるという。
(提供:北海道新聞)