写真:脱サラ移住目指すも、会社から想定外の慰留
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脱サラ移住目指すも、会社から想定外の慰留

2021年02月16日

ニセコ地域の隣、後志管内蘭越町。「清流日本一」の尻別川が流れ、豊かな自然が育む道内有数の米どころの町中心部に、2020年8月、空き家をリフォームしたカフェ「けらぴりか」がオープンした。店名はアイヌ語で「おいしい」。

 1月中旬の平日昼、店内は10人ほどの女性客でにぎわっていた。友人とランチ中の蘭越町の会社員高橋華恵(たかはしはなえ)さん(51)は「こんなにオシャレなカフェができるなんて」と、うれしそう。

 店を切り盛りするのは、佐藤祥江(さとうよしえ)さん(55)。ランチタイムは、手作りにこだわったワンプレートランチを月替わりで提供する。蘭越産のカボチャを使ったサラダや、道産マダラのムニエルに金柑(きんかん)ソースを絡めるなど、地元食材に工夫を凝らした料理がいっぱいだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での開店だったが、口コミで評判が広がり、ニセコ地域から訪れる客が絶えない人気店に。

 夫の哲司(てつじ)さん(56)は、国内有数の電機メーカーに今も勤める。「いつか夫婦で地方に移住したいね」。そんな会話をよく交わした。

 首都圏に住むサラリーマンなら誰もが一度は抱きつつも「夢」のまま終わる。

 実現に動きだすきっかけは16年春。哲司さんが51歳の時、札幌へ転勤となる。スキー好き。北海道のとりこになるのに時間はかからなかった。「脱サラして移住しよう」。単身赴任中、横浜に残っていた祥江さんに提案。2人は、子育て後の「第二の人生」を北海道で過ごそうと心に決めた。

 18年秋。哲司さんは再度の異動で川崎市の工場勤務に戻るも、2人の意志は変わらなかった。「20年春に退職します」。役職定年の55歳を迎えるタイミングで、会社に退職を申し出た。

 だが、想定外の反応が。「辞めてもらっては困る。残ってくれないか」。店舗兼住宅に、と見込んだ空き家を退職金を当て込んで購入済みだ。蘭越からリモートで働くことを条件に、脱サラせず迎えた地方での新生活。夫妻の模索が始まった。

(提供:北海道新聞)

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