写真:拠点をニセコに 新たな会社のあり方を模索
北海道の今

拠点をニセコに 新たな会社のあり方を模索

2021年03月16日

ニセコリゾートの中心・後志管内俱知安町ひらふ地区。その別荘街の一角に2020年8月、大野智弘さん(51)は、中国出身の妻ティアンさん(40)、長女雅汐(みやき)ちゃん(4)と共に東京・品川から移り住んだ。

 智弘さんは、人工知覚技術の研究開発を手掛けるベンチャー企業「Kudan(クダン)」の創業者で、代表取締役社長を務める。18年12月に株式を東証マザーズに上場。東京だけでなく、米国、英国、ドイツに拠点を置く。各国にいる社員たちが開発するのは「コンピューターの目」に当たる技術。自動車の自動運転や、小型無人機ドローンなどへの活用が期待される。

 大学卒業後、外資系コンサルティング会社に就職。11年に独立するまで、ほとんどの時間を海外で過ごした。Kudanを起業したのも、英国西部の地方都市ブリストル。「美しい街並みと適度な都市環境が気に入っていた」。英国でティアンさんと結婚したこともあり、「日本に戻ることは全く考えていなかった」。

 ビジネスが広がると、大企業との取引が増え、日本市場の存在感が高まる。14年に日本法人を設立し、本社機能も移した。日本で暮らすのは約20年ぶり。国際結婚で英国帰りの家庭は、かなり「特殊」とみられていると感じた。「東京に長い間、家庭を築くというイメージは浮かばなかった」

 やはり、海外の方が居心地はいい―。株式上場を果たし、海外の再移住先を模索するも、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大。海外転居の難易度が高まる中、ある友人からニセコ地域を紹介された。そこには、国内の他の地域とは異なる「ボーダーレス」なコミュニティーが存在した。

 今、智弘さんはニセコから各国の社員とスマートフォンアプリでやりとりし、上場会社のかじを取る。間髪入れず、20年末、隣の真狩村の土地約1万坪の購入を決めた。「ここに新たな研究、開発の拠点を」。自身の移住は、東京・渋谷にオフィスを置く会社のあり方も大きく変えようとしていた。

(提供:北海道新聞)

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