写真:豪州流ミートパイ店15日開業 長沼の大工助手ディアカさん 「母国の味を多くの人に」
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豪州流ミートパイ店15日開業 長沼の大工助手ディアカさん 「母国の味を多くの人に」

2021年04月05日

長沼町内の大工助手で、オーストラリア人のカール・ディアカさん(42)が15日、銀座北1でミートパイなどの販売店「PIE ME(パイミー)」を開く。仕事柄、飲食店の改装を数多く手がけるうち、自身も経営を切望、「母国の味」を提供することにした。店の外壁には縁のある岩見沢在住の画家、MAYA MAXX(マヤマックス)さんが絵を描いた。「長沼の人に愛される店にしたい」と願う。

 ディアカさんは2016年、登別市出身の妻と、地元のシドニーから、江別に移った。農協職員をしていたが、妻の友人が住む長沼に通っているうち、自然豊かな風景にひかれて18年に移住した。元来、自宅を改築することが趣味だったことなどから、長沼では、大工の中村直弘さんと一緒に働くことに。全道の飲食店からの依頼で改築や看板制作を担ってきた。

 各地の店主らと接するうち、自ら経営したいとの思いが募った。和食好きだが、母国の味への強い郷愁からミートパイとコーヒーの店にすることにした。19年、元弁当屋の店舗を借り、中村さんと改築、開店準備を進めてきた。当初は昨年の開店予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期を余儀されていた。

 オーストラリアと長沼、二つの故郷を思い、店はオーストラリアの先住民アボリジニをイメージした。MAYAさんは昨夏、東京から岩見沢市栗沢町美流渡に移住した際、ディアカさんもアトリエの改装を手伝った縁で、店の外壁に直接絵を描くことを引き受けた。MAYAさんならではのかわいらしい絵がすでに完成。店内に飾る作品1点も彩りを添える。

 ミートパイ(480円)は直径15センチ。柔らかい牛ほほ肉と、最低12時間煮込んだブイヨンを使っている。好みでケチャップをかけて食べるのが「オーストラリア流」と言い、「あまりミートパイを食べない日本人に本場の味を食べてもらいたい」と願う。野菜入りのパイ(420円)、マッシュポテトにチーズを乗せたパイ(550円)などに加え、飲み物も販売する。

 当面は大工仕事とミートパイの店の経営を両立させる考えのディアカさん。「新しい挑戦だけど楽しみ。母国の味をたくさんの人に楽しんでほしい」と力を込める。営業は午前10時(土日祝日は午前9時)から午後4時。問い合わせは同店(電)070・3993・0875へ。

(提供:北海道新聞)

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