写真:アイヌ文様をコーラボトルに 亡き父の「北海道」ロゴ生かす 平取の工芸家関根さん
北海道の今

アイヌ文様をコーラボトルに 亡き父の「北海道」ロゴ生かす 平取の工芸家関根さん

2021年04月03日

北海道コカ・コーラボトリング(札幌)が3月下旬から、アイヌ文様をあしらった北海道限定ボトルの販売を開始した。デザインを手がけたのは日高管内平取町のアイヌ工芸家関根真紀さん(53)。41歳の若さで亡くなった父親が1960年代に描いた北海道のロゴとアイヌ文様を組み合わせた図柄で、関根さんは「父が残したロゴを生かした作品が採用されてうれしい」と話している。

 2017年から販売されている北海道限定ボトルにアイヌ文様が描かれるのは初めて。同社が東京五輪に合わせて、北海道らしい文化をPRしようと、関根さんにデザインを依頼した。

 図柄の中央には「北海道」の漢字3文字を使って北海道の形を描いたロゴを配置。とげがある曲線のアイヌ文様「アイウシ」などで囲んだ。関根さんは「デザインを考え始めてすぐ、父が生前に描いた北海道のロゴが思い浮かんだ」と話す。

 父、貝沢守幸さんは1935年に平取町二風谷で生まれ、旭川市での大工の修業を経て、62年に二風谷で民芸品店を開業した。ボトルに描かれた北海道のロゴは、店の制服用にデザインされたものだ。貝沢さんはテーブルや家の柱にアイヌ文様を彫り込むなど独自の作品づくりにも熱心だったが77年8月、関根さんが10歳の時に心筋梗塞で急死した。国立民族学博物館(大阪)には作品約190点が収蔵されている。

 関根さんは幼少期からデッサンや木彫りに親しみ、現在は平取町を拠点に創作活動に取り組む。作品づくりに悩んだ時は今も父が残したスケッチブックを見て、考える。「父は今も心の中にいる師匠。親子で作ったボトルを多くの人に手に取ってもらいたい」

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(提供:北海道新聞)

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