写真:ヒグマ早いお目覚め 札幌で足跡、今年初の出没情報 山菜採り要注意
北海道の今

ヒグマ早いお目覚め 札幌で足跡、今年初の出没情報 山菜採り要注意

2021年04月07日

春を迎え、冬眠から目覚めたヒグマが動きだしている。札幌市内では3月末に南区で足跡が確認され、今年初めての出没情報となった。専門家は少雪の影響で、ヒグマの活動開始時期が早まっていると指摘。山菜採りシーズンになると山に入る市民とヒグマが遭遇する可能性が高まることから、市は注意を呼び掛ける。

 今年初の出没情報は3月25日で、南区の「白川市民の森」で確認された足跡だ。27日には西区西野の宮丘公園で目撃された。同公園と近い宮の沢町内会の福家利文・防犯パトロール隊長(81)は「近くに小学校があるので、子どもや公園を散歩する人に注意を呼びかけたい」と話す。市環境局は「場所が離れているので同一の個体とは考えにくい」とし、複数のヒグマが活動を始めたと推測する。

 北大大学院獣医学研究院の坪田敏男教授(野生動物学)は「近年は少雪で雪解けが早いためヒグマの出没も早まっている」と指摘する。

 札幌管区気象台によると、2020年11月から21年3月までの累積降雪量は331センチ。一方、ヒグマの初の出没情報が今年より約1カ月遅い4月24日だった18年は、同時期の累積降雪量(17年11月~18年4月)は465センチだった。

 春になり、山菜採りで山に入る市民とヒグマが遭遇する危険性も高まるため、市は「鈴やラジオなど音の出るものを身に付け、ヒグマの足跡を見つけたら引き返して」と呼び掛ける。

 市はヒグマの出没に対応するため、昨年からヒグマ捕獲の経験や技術を備えたハンターの育成事業も行っている。今年は、3月27日から4月25日の約1カ月間に計9回行う予定で、北海道猟友会札幌支部所属の計28人が参加する。

 ハンターは、高齢化に伴い将来的な人手不足が懸念されている。同支部によると会員563人中、60歳以上が約半数を占める。市は「ヒグマと共生するためにも何かあったときに対応できるハンターの存在が重要」と話す。

(提供:北海道新聞)

RETURN
写真:新千歳空港エリア おすすめキャンプ場 第一弾
TRAVEL INFO.
旅行情報 新千歳空港エリア おすすめキャンプ場 第一弾
写真:ひとつの列車で、ひとめぐり
TRAVEL INFO.
旅行情報 ひとつの列車で、ひとめぐり
写真:阿寒摩周国立公園エリア おすすめ観光スポット紹介 第二弾
TRAVEL INFO.
旅行情報 阿寒摩周国立公園エリア おすすめ観光スポット紹介 第二弾

MOVIE

HOKKAIDO LOVE! プロジェクト コンセプトムービー