
北海道の今
地図手にスキー滑走 小中生ら40人体験 旭岳
2021年04月19日
地図を見ながら、指定された地点をクロスカントリースキーで回って速さを競う「スキーオリエンテーリング」の初心者向け体験会が、東川町内の旭岳クロスカントリースキーコースで開かれ、小中学生ら約40人が競技を楽しんだ。
北海道オリエンテーリング協会の主催。競技に興味を持ってもらうことで競技人口を増やし、未来の選手発掘のきっかけにしようと10日に初めて開催された。
競技は、配布された地図と方位磁石を使って、指定された地点を決められた順に通り、ゴールまでの時間を競う。通過の際、手に付けたICカードを各地点の装置に接触させて通る。
この日は日本オリエンテーリング協会のスタッフが地図を挟むマップホルダーやICカードの使い方を説明。参加者は、まず練習として、スキー板を履かずに走り回り、約20カ所の地点にICカードをかざして、感覚をつかんだ。続いて、スキー板を履いてレベル別に用意された4コースを滑走し、タイムを競った。
東川中1年の佐藤慶さん(12)は「チェックポイント(指定された地点)を探すのが大変だったけど、無事完走できたので楽しかった」と話した。
(提供:北海道新聞)