写真:ボランティアが支え10年 富良野の喫茶・ギャラリー「あかなら」 多くが移住者やUターン、地域の交流の場に
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ボランティアが支え10年 富良野の喫茶・ギャラリー「あかなら」 多くが移住者やUターン、地域の交流の場に

2021年04月20日

富良野市内下御料の喫茶・ギャラリー「あかなら」を市民ボランティアが運営するようになって、4月で10年を迎えた。かつては人気テレビドラマのファンの聖地だった喫茶店。今は、地元住民と移住者の交流の場へと役割を変えつつある。

 あかならの常連客はスタッフと見分けが付かない。自らまき割りをしたり、車でコーヒー用のわき水をくみに行ったりするからだ。カウンターに立つ渥美恵美さん(61)も元々は客の1人。「通っているうち、いつの間にかコーヒーを振る舞う側になっちゃった」と振り返る。

 「あかなら」が借りているログハウスの建物は、かつて喫茶店「北時計」だった時代に、そのままの名前でテレビドラマ「北の国から」に登場。観光客に愛されてきたが、2010年に一度は閉店した。11年に北の国から放送30周年記念事業の一環として、市がボランティア団体「あかなら」に期間限定で貸与したのをきっかけに、翌12年から3年ごとに同団体との貸与契約が更新されている。

 新型コロナウイルスの感染拡大前までは、チェロやバイオリンなどの公演、地元工芸作家らによる展示などを年間20回ほど行ってきた。コロナ禍の影響が無かった18年度には、ピークの6223人が訪れた。

 あかならのボランティア23人のうち、半数以上はUターン組か移住者。ここは富良野地方の移住者交流会「フードの会」の拠点でもある。渥美さん自身も16年に名古屋市から移住した際、富良野市役所から「移住者が集まる場所」として、あかならを紹介されたという。

 市内東町の及川流治さん(66)は「移住者、地元住民、観光客などさまざまな背景を持つ人と出会える。富良野のローカル情報を知りたければ、ここですね」と、通い詰める理由を語る。「北時計」から「あかなら」に名を変えた今でもドラマファンが足を運び、建物を写真に収める。一方で、カウンターを挟んで移住者と地元住民が地域の話題で盛り上がる。さまざまな人たちの思いが交差する空間だ。

(提供:北海道新聞)

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