写真:思い未来へつないだ 五輪聖火、代表2人が点火 白老・札幌
北海道の今

思い未来へつないだ 五輪聖火、代表2人が点火 白老・札幌

2021年06月15日

胆振管内白老町のアイヌ民族文化財団職員山道ヒビキさん(32)は、人々が思いをつなぐ聖火に、先人の文化を次世代に伝える自らの活動を重ねた。札幌市豊平区の中学2年生湯川総夢(そうむ)さん(13)は、燃え続ける聖火にスポーツや地域活動に取り組む自分の姿を見た。13、14日に白老と札幌で開かれた東京五輪の聖火セレモニー。走ってリレーすることはかなわなかったが、2人は未来へと続く聖火をしっかりと点火した。

 山道さんは掲げたトーチから聖火皿に火を移す際、聖火をゆっくりと上下に揺らした。手を上下させて神々を敬うアイヌ民族の拝礼「オンカミ」。大役を終え、「アイヌ文化や北海道、日本の多様性。いろいろなルーツを持つ人がいることは伝わったのではないか」と笑みをこぼした。

 リレーが計画通り行われていれば、13日のアンカーとして同町のアイヌ文化復興拠点「ウポポイ」にゴールし、舞踊グループの仲間たちが踊りを披露するはずだった。コロナ禍ですべて中止になったが、ランナー207人の代表の一人としてセレモニーに参加することができた。

 点火後、ステージの上でアイヌ民族のことわざの「天から役目なしに降ろされたものは一つもない」という言葉を紹介した。すべてのものに存在意義や役割があるとの世界観。「走れなかったが、ランナーの代表になるのが(自分の)役目だった」と結んだ。

 湯川さんは、14日昼すぎからのセレモニーに学校を早退して駆けつけた。先生や友人たちが窓から手を振るなどして見送ってくれたという。聖火皿に点火した火を見て「普通の火と違う。日本や世界を照らす火」と感じた。

 小学5年の頃からフットサルのクラブチームに入り、中学サッカー部にも所属。防災を学ぶ地域の消防クラブ員でもある。北海道で自分がつないだ火は、東京・国立競技場の五輪開会式へと向かう。「国籍や人種に関係なく、さまざまな人が一緒になって応援し、楽しめたら」とスポーツの祭典に思いをはせた。

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(提供:北海道新聞)

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