ゴールボール・カナダ女子チーム　事前合宿で札幌到着

2021年08月12日

東京パラリンピックの事前合宿のため１１日、ゴールボールのカナダ女子チームがホストタウンの札幌市に到着した。選手たちは南区体育館（南区）を拠点にトレーニングし、大会まで調整する。

　政府の「共生社会ホストタウン」に指定されている札幌市は、目隠しした選手が鈴の入ったボールを転がしてゴールを狙うゴールボールのカナダ女子とウクライナ男子の計２チームの事前合宿を受け入れる。

　正午ごろ、札幌市中央区の札幌プリンスホテル前に選手を乗せたバスが到着し、ホテル従業員と札幌市職員の計約２０人が横断幕を掲げ、拍手で出迎えた。チームを代表し、エミィ・バーク選手（３１）が「東京に着いてからこれまでの間にも素晴らしいおもてなしを受けていて、感謝している」とあいさつした。

　１０日夜には、ウクライナ男子チームも札幌に到着した。両チームは１４、１５の両日、同市内で日本代表チームと親善試合を行う。カナダ女子は２５日、ウクライナ男子は２６日に東京パラリンピックの初戦を迎える。

（提供：北海道新聞）