写真:道内キャンプ場、続々新設 「密回避」需要で ゲレンデ内や温泉付きも
北海道の今

道内キャンプ場、続々新設 「密回避」需要で ゲレンデ内や温泉付きも

2021年08月24日

道内でキャンプ場の新規開業が続いている。新型コロナウイルス感染拡大を受け、密を避ける目的でのアウトドア需要が急増しているためで、今年は道央を中心に少なくとも10施設がオープンした。温泉付きを売りにする施設などもあり、新しい消費者を取り込もうと事業者側が知恵を絞っている。

 札幌市中央区の「ばんけいキャンプフィールド」で8月上旬、多くの人がテントのそばで焼き肉などを楽しんでいた。さっぽろばんけいスキー場を運営する札幌ばんけい(札幌)が6月、センターロッジ前のゲレンデを階段状に削って53区画を造成。札幌市中心部から車で20分弱とアクセスも良く、週末の稼働は8割ほどで安定している。スキーシーズンになれば雪で段差が埋まり通常のゲレンデに戻る。同社は「地元の家族連れを中心に利用が多い」と手応えを感じている。

 恵庭市で「えにわ温泉ほのか」を運営する丸新岩寺(札幌)は7月、温泉の敷地内にキャンプ場を開設したところ、無料入浴券付きで大人1人1泊1500円からと割安なこともあって週末を中心に満員が続いた。このため同社は今月に急きょ、広さを当初の倍近い約4千平方メートルに拡張した。

 後志管内留寿都村のルスツリゾートも7月、キャンプ場利用者がホテルの大浴場を使えるようにしたほか、キャンプ場を拡張して全面リニューアルし、好調という。

 全道には現在約350のキャンプ場があるとされる。例年なら新規開業は2、3施設だが、近年のアウトドアブームにコロナ禍が追い風となり、昨年は少なくとも20施設がオ

ープン。勢いはやや収まりつつあるが、感染状況次第では今後も開業が続く可能性がある。

 キャンプ場の経営に詳しい札幌のアウトドアライター花岡俊吾さん(56)は「昨今のブームは子育て世代の40代が多く、家族での利用が増えたため」とした上で「キャンプを新たな観光資源として磨き上げることができなければブームはあと数年で終わる」と強調。外国人観光客など新たな利用客の取り込みに加え、人気を定着させるにはたき火やペットを巡るマナーの啓発、改善も重要と指摘している。

(提供:北海道新聞)

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