
北海道の今
コンサ、バンコクにPR拠点 11月末まで 写真やグッズ展示
2021年08月16日
北海道コンサドーレ札幌とミズノは14日、タイの首都バンコクに、チームの魅力を発信するショールーム「Studio Consa in Bangkok」を開設した。オープンイベントには、タイ出身でコンサドーレのMFとして活躍するチャナティップ選手も札幌からオンラインで参加し、ファンらを喜ばせた。
コンサドーレが海外にこうした情報発信拠点を設けるのは初めて。アジアで知名度を高める狙いで、ファンにチームに親しんでもらう場をつくろうと11月末までの期間限定で開設した。
ショールームは提携先の現地企業が運営し、赤と黒のユニホームやチャナティップ選手の写真などを展示。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、オンラインで行われたオープニングイベントではこの日、札幌が勝利したFC東京戦の様子などを伝えた。チャナティップ選手は試合には出場しなかったが、試合後にタイ人ファンの質問に直接答え、「チームに貢献して順位を必ず上げる。コロナ収束後には試合を見に札幌へ来て」と呼び掛けた。
今後はバンコクの感染状況が落ち着き次第、ショールームにファンを招待するほか、同じ建物内で試合のパブリックビューイングを行うなどイベントを随時開催する予定。
(提供:北海道新聞)