写真:国有林の「横綱」ブナ 江差の新名所に 左右の枝「土俵入りのよう」 町、整備へ関係機関と協議
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国有林の「横綱」ブナ 江差の新名所に 左右の枝「土俵入りのよう」 町、整備へ関係機関と協議

2021年10月01日

江差町椴川の国有林内にあるブナの巨木を江差のシンボルにしようと、町民有志らが活動を始めた。巨木は太い枝が左右に1本ずつ伸び、土俵入りする横綱のように見える樹形が特徴。関係機関と話し合い、将来はまちの新たな名所にしたい考えだ。

 活動のきっかけは2年前。同じ国有林内にある天然記念物「ヒノキアスナロ及びアオトドマツ自生地」の調査に入った町民らがブナの巨木を偶然見つけ、その大きさに感動したのだという。江差いにしえ資源研究会の室谷元男会長(71)は、15年ほど前に山に入った際に初めて目にしたといい、「土俵入りする横綱が両手を広げたように枝が伸びる形に見とれた」と振り返る。

 町民有志の要望を受け、町は、9月21日に職員や登山愛好家ら12人が参加して、巨木や周辺の調査を行った。高さは目視で約15メートルと確認。幹の直径は2・1メートル、左右に伸びた太い枝の広がりは約5・8メートルと分かった。また、今後の調査などに備え、職員が衛星利用測位システム(GPS)を使って巨木の場所を記録した。

 町民有志は、乙部町の2本の幹が結合した「縁桂(えんかつら)」や厚沢部町のヒバの巨木「ヒバ爺(じい)さん」のような名木にすることを目指す。

 町によると、巨木は、車で移動できる林道から、徒歩で30分ほど奥に入った場所にある。途中には沢や急斜面があり、「山歩きに慣れた人でも危ない場所」と説明する。巨木は国有林内にあるため、町が独自で遊歩道などを整備することはできず、町産業振興課は「檜山振興局や檜山森林管理署などの関係機関と対応を協議していきたい」としている。

 室谷さんは「江差の自然の守り神のような存在になり、新たな観光資源になってくれればうれしい」と話している。

(提供:北海道新聞)

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