
北海道の今
屋外サウナで観光振興を 札商、中心街で実証事業
2021年11月06日
ブームが続くサウナを観光振興に活用しようと、札幌商工会議所は5日、実証事業「サウナの街サっぽろ」の第1弾を札幌市中央区のさっぽろ創世スクエア27階屋上でスタートし、約200人の参加者が開放感ある屋外サウナを満喫した。
テント型のサウナと道南杉を用いた「バレル(樽)サウナ」の計5台を設置。参加者は専用の帽子やマットを持ち込み、高温に熱した石に水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」を行って80~100度の好みの温度に調整し、椅子に腰掛け札幌市街を一望しながら外気浴を楽しんだ。
同僚と訪れた白石区の会社員山口貴史さん(45)は「新鮮味があってよかった。自宅にバレルサウナを買う夢ができた」と話した。
8日までの第1弾は完売。第2弾は23~28日に大通西1のさっぽろテレビ塔1階と4階で開く。基本料金は1人1時間当たり千円で、希望者は事前に専用サイトからチケットを購入する。
問い合わせは同会議所国際交流・観光課(電)011・231・1330へ。
(提供:北海道新聞)