写真:礼文ワーケーション、可能性探る 有識者7人招き食や自然アピール 島観光協会が実証ツアー
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礼文ワーケーション、可能性探る 有識者7人招き食や自然アピール 島観光協会が実証ツアー

2021年12月09日

礼文島観光協会は観光などに詳しい有識者を招き、ワーケーションの可能性を探るツアーを行った。自然に囲まれた環境で働けることや、地域の食、自然、歴史をアピール。新型コロナウイルス感染拡大で基幹産業の観光は苦戦しているが、閑散期の集客や、若年層や個人客の誘致に向け、新たな旅のスタイルを導入したい考えだ。

 ツアーは礼文島観光協会が観光庁の実証事業として11月12、13の両日、実施した。東京や高知などでワーケーションを企画する事業者、団体などに勤める20~50代の男女7人を招いた。

 島北部の高山植物園で島の固有種「レブンアツモリソウ」の苗の植え替えを体験し、テレワーク拠点として期待される久種湖畔キャンプ場を視察。コテージは机や冷蔵庫などを備え、公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」も使える。参加者は持参したノートパソコンを広げて実際に業務を行い、利用料などを尋ねた。

 地域の魅力のPRにも力を入れた。香深漁協の湯田博明専務理事は講話で、だしが濁らない香深のコンブは関西で引き合いが強いことを説明、参加者はコンブの加工も体験した。ほかに、学芸員が島内の縄文遺跡などを紹介し、食事時には地元産のホッケなど海の味覚を楽しんだ。

 13日は役場で意見を交換。長年、利尻礼文観光に携わる大手旅行会社JTBの伊藤誠さんは「夏に限られる離島観光のシーズンをいかに延ばせるかが課題」と指摘。長期滞在が見込めるワーケーションを観光に組み込む重要性を訴えた。

 大手企業にワーケーションプログラムを提案する日本能率協会マネジメントセンターの川村泰朗さんは「(ワーケーションで)地元住民と交流し、各地の歴史の理解などを深めることは、新たなビジネスのヒントにつながる」と語った。

 礼文島観光協会事務局で町産業課の川村長(たける)課長は「若年層で個人旅行が主流となる中、団体ツアーだけに頼らない集客の柱を考えることは重要。ターゲットの絞り込みなど礼文島に合ったワーケーションの形を探りたい」と述べた。

(提供:北海道新聞)

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