
北海道の今
阿寒湖畔の森、染め上げる光 イルミネーションの催し始まる
2021年12月21日
阿寒湖イルミネーション「天園(てんえん)の森」が、釧路市阿寒町阿寒湖温泉の湖岸駐車場横特設会場で始まった。約3万球の発光ダイオード(LED)などが音楽と融合し、冬の阿寒の森を幻想的に彩っている。
冬の阿寒湖地区の魅力を向上させようとNPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構が初めて企画し、19日にスタート。ピンクや青、黄色などさまざまな色に変化するライトやレーザーが温泉街と湖に隣接する森を染め上げ、訪れた観光客らは歓声を上げて写真を撮っていた。20日に旅行で訪れた名古屋市の自営業加藤桃子さん(43)は「色とりどりの光がとってもきれいでした」と笑顔を見せた。
会場にはたき火を楽しめる寒冷地仕様の大型テントが用意され、中にはコーヒーやホットワインなどを有料で提供するカフェも設置している。
点灯は午後4時~10時。カフェは平日午後5時~9時、土日午後1時~9時(ラストオーダーはともに8時半)。入場無料。来年3月2日まで。問い合わせは同機構(電)0154・67・3200へ。
(提供:北海道新聞)