
北海道の今
長沼に「馬追蒸溜所」完成 ワインのほかウイスキー醸造も計画 5月1日正式オープン
2022年03月21日
ワイン製造のMAOI(マオイ)(林英邦社長、空知管内長沼町)は、同町加賀団体のブドウ畑に新施設「馬追蒸溜(まおいじょうりゅう)所」を完成させ17日、関係者内覧会を行った。ワインショップを兼ねており、19日にプレオープン、5月1日に正式オープンする。いずれも営業は土日曜日と祝日限定。
同社は、旧・北海道自由ワインの後継会社。丘陵地にブドウ畑約12ヘクタールがあり、ワイン、ブランデーのほか道産原料にこだわるウイスキー醸造も計画する。1階は鉄筋コンクリート造り、2階は木造で延べ約850平方メートル。最新式のブドウ加工、蒸留設備を導入し、投資総額は約4億5千万円。
ショップがある2階テラスは石狩平野を一望でき、特に夕日の景観が売りという。林社長は「いろいろな人にここのお酒を飲んでもらいたい。インバウンドが戻ったら多くの外国人に足を運んでほしい」と期待した。プレオープン期間は最大40%値引きで在庫ワインを売り切る。問い合わせは同社(電)0123・88・3704へ。
(提供:北海道新聞)