写真:地元客も観光客も、マグロ解体人気 「はこだて海鮮市場」コロナに負けず継続 毎週土曜開催
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地元客も観光客も、マグロ解体人気 「はこだて海鮮市場」コロナに負けず継続 毎週土曜開催

2022年06月02日

鮮魚や土産物を販売する「はこだて海鮮市場」(豊川町)で毎週土曜日に開かれるマグロ解体実演販売が人気を呼んでいる。2年前に来店者の大半を占める観光客向けに始めたが、新型コロナウイルスの感染が拡大。冷え込む西部地区ににぎわいを取り戻そうと感染対策を講じながら継続し、今では地元客と観光客が共に楽しむ場として定着しつつある。

 5月28日午前11時、元プロレスラーアントニオ猪木さんのテーマ曲でマグロの解体実演が幕を開けた。海鮮市場を運営する魚長食品(函館)の角谷邦彦さん(58)らが長崎県産で約50キロあるマグロを長い包丁でさばいていく。切れ味のよさに見とれる人、スマホで動画を撮影する人、解体の様子を約80人が固唾(かたず)を飲んで見つめた。

 客との距離は1メートルほど。マグロは赤身やトロのさくに分けられ、1パック千~2千円で売られた。市内の自営業増田克己さん(59)は「迫力がすごい。たまにはぜいたくしたい」とカマや大トロなどを購入した。札幌から観光で訪れたという若者グループはその場で刺し身にしてもらい、建物内のフードコートでビールとともに堪能した。

 魚長食品は2020年6月、マグロの解体実演販売を始めた。台湾からのインバウンド(訪日外国人客)らの目玉にしようと、半年前から計画していたが、コロナ禍に見舞われた。観光客が消え休業する店舗が相次ぐ中、西部地区に活気を取り戻したいと、客との間に透明のビニールを張るなど感染対策を施してスタート。新聞の折り込みチラシでも告知し、毎週土曜日に欠かさず続けてきたことで、じわじわと地元客に浸透してきた。

 コロナ前には及ばないものの、観光客は少しずつ戻ってきている。宿泊客に解体実演を知らせるホテルも出てきた。海鮮市場の開設に携わった魚長食品の大西修司さん(64)は「観光客も地元の方も『あそこに行けば何か面白いことをやっている』と思ってもらえるような場所にしたい」と話している。

(提供:北海道新聞)

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