写真:国鉄色キハ40で行く根室線の旅 市民団体企画、富良野―幾寅を往復
北海道の今

国鉄色キハ40で行く根室線の旅 市民団体企画、富良野―幾寅を往復

2022年07月03日

JR北海道が廃止・バス転換を求めている根室線の一部区間を、臨時列車とバスでたどる企画「キハ40国鉄色で行く 根室本線乗車体験」が2日、初めて開催された。参加者は、朱色とクリーム色の懐かしい配色の車両に乗り込み、沿線の田園風景や味覚を楽しんだ。

 市民団体「富良野鉄道未来の会」が「鉄道の良さやあり方を考えるきっかけに」と主催。JRが廃止方針の富良野―新得間(81・7キロ)のうち、富良野駅発着で幾寅駅までの区間(44・2キロ)を往復した。上川管内南富良野町の東鹿越―幾寅間は、2016年夏の豪雨被害以来不通のため、バスで移動した。

 2両編成の列車には、「未来の会」会員と道内外の関係者ら計約80人が乗車。富良野駅や沿線には、写真撮影などのため、多くの鉄道ファンが詰めかけた。

 東鹿越駅では缶バッジなどの限定グッズを販売、富良野市の山部駅では特産のメロンが振る舞われた。愛知県半田市から参加したバス運転手瀬古和行さん(51)は「子どものころからなじみある列車なので懐かしい」と約6時間の旅を満喫した様子だった。

 富良野―新得間の沿線4市町村は今年1月、同区間の存続を断念し、バス転換の議論を進めていくことを確認した。

(提供:北海道新聞)

RETURN
写真:【Vol.10】北斗桜回廊
TRAVEL INFO.
旅行情報 【Vol.10】北斗桜回廊
写真:ANA 網走ウィンターキャンペーン 流氷の町「網走」で、魅力いっぱいの冬を楽しもう!
TRAVEL INFO.
旅行情報 ANA 網走ウィンターキャンペーン 流氷の町「網走」で、魅力いっぱいの冬を楽しもう!
写真:JALに乗って網走市へ行こう!流氷だけじゃない?ひがし北海道のまち
TRAVEL INFO.
旅行情報 JALに乗って網走市へ行こう!流氷だけじゃない?ひがし北海道のまち

MOVIE