写真:道南スギ酒樽で塩辛 函館の小田島水産食品
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道南スギ酒樽で塩辛 函館の小田島水産食品

2022年07月06日

函館市弁天町の小田島水産食品は、道南地方に根付く「道南スギ」で作った酒樽に漬け込んだ塩辛を初めて製造した。きれいな桜色に仕上がったといい、同社の小田島隆社長は「今後も使い込んでいきたい」としている。

 創業100年を超える同社はこれまで、「秋田スギ」で作った樽を使用。「道南スギ」の樽は二斗樽(約36リットル)を使い、6月15日から1週間漬け込み、約30キロの塩辛を仕上げた。

 小田島社長によると、通常の塩辛は空気に触れる表面部分が白っぽくなるが、桜色になったといい、「スギの成分が作用したかもしれない。面白い現象だ」と喜ぶ。スギの香りもほのかに残っているという。塩辛は同社工場の直売所で販売している。130グラム入り、760円。

 道南スギの建材以外の活用については、渡島総合振興局や森町、七飯町の酒蔵「箱館醸蔵(じょうぞう)」、森町の製材業「ハルキ」の4者が協力して取り組んでいる。5月には、森町で開かれたイベントで酒樽が初披露された。

(提供:北海道新聞)

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