
北海道の今
厚沢部コロッケ、ギネス認定 重さ279キロ、1300人で完食
2022年07月24日
メークイン発祥の地として知られる檜山管内厚沢部町で23日、厚沢部商工会青年部のメンバーら13人が重さ279キロの巨大コロッケを調理し「世界最大のコロッケ」としてギネスワールドレコーズ社から認定された。後日、ギネスブックに記載される。
巨大コロッケ作りは、同日、町役場で開かれた「あっさぶふるさと夏まつり」の恒例行事で、今回は初めて「公認世界一」に挑戦した。メークインやひき肉、卵などでたねを作り、直径約2・5メートル、厚さ約8センチに成形。クレーンで約1100リットルの油が入った鍋に投入し、10分間揚げた。
ギネス社の認定記録は「会場内で完食」が条件ということもあり、揚がったコロッケをただちに約1300食に切り分け、来場者にふるまった。会場にいたギネス社の公式認定員が、2007年にオランダで作られた従来の記録(225・8キロ)を破り、「世界一」となったことを発表すると、会場は拍手と歓声で包まれた。
家族4人で訪れた同管内乙部町の公務員村上淳一さん(40)は「ギネス記録達成の場に立ち会えてうれしい」と笑顔を見せた。
(提供:北海道新聞)
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