ふらのワイン５０周年に乾杯 晴天下で「ぶどう祭り」

2022年09月05日

ふらのワインぶどう祭り（実行委主催）が４日、ふらのワイン工場などがある富良野市清水山・西学田二区の丘陵地で開かれた。近年は市街地で開催していたが、ふらのワインが今年５０周年を迎えたのに合わせて１６年ぶりに会場を戻した。晴天の下、市民や観光客らがブドウ畑を巡り、十勝岳連峰を望みながらワインや地元食材を使った料理を楽しんだ。

　会場では、ふらのワインやぶどう果汁などを販売。地元の飲食店がステーキやタコスなど、ワインに合う料理を提供した。ブドウ畑での見学ツアーや、欧州の伝統的なワイン造り手法を再現するブドウ踏みも披露された。

　新型コロナウイルスの影響で２０２０、２１年は代替イベントを開催していた。空知管内長沼町から訪れた温品（ぬくしな）雅美さん（６０）は畑の見学ツアーに参加し「ブドウの木の寿命などマニアックな部分も丁寧に教えてくれて面白かった」と笑顔を見せていた。

（提供：北海道新聞）