写真:視界不良でも衛星が旅客機着陸支援 HAC、道内4空港で初運用 就航率改善へ
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視界不良でも衛星が旅客機着陸支援 HAC、道内4空港で初運用 就航率改善へ

2022年09月19日

北海道エアシステム(HAC)は今月、霧などで空港周辺の視界が悪い場合でも、航空機が適切な方向・角度で滑走路に進入できる運航方式「LPV」の運用を始めた。人工衛星から航空機に送られる位置情報を活用する仕組みでHACによると国内での導入は初めて。まずは丘珠、釧路、奥尻、利尻の4空港で取り入れ、対象空港の拡大も検討する。視界不良時の就航率が3割程度改善できる見込み。

 多くの空港は悪天候に備え、滑走路から電波を送って航空機を誘導する計器着陸装置(ILS)を備えている。だが設置には数億円から数十億円かかるため、便数が少ない離島の奥尻、利尻両空港では未導入。釧路空港はILSを備えているが滑走路片側からの進入時しか対応しておらず、丘珠空港はILSほど精密な着陸誘導装置がない。4空港での視界不良時の就航率向上が課題となっていた。

 国土交通省は2年ほど前から、欧米で実用化されているLPVの国内導入に向け、運用方法を検討。これにHACも関わっており、今月8日に国交省の許可を得て運用を始めた。HACは関連機器の導入費用は公表してない。

 LPVは衛星利用測位システム(GPS)などから送られる位置情報を活用。航空機は着陸時に進入方向と降下角度のガイダンスを受けてから、滑走路に進入する。これまでに比べ、より低高度まで降下してから着陸するかどうかを機長が判断できるため、着陸の可能性が高まる。例えば奥尻空港では、最終判断できる高度が従来より約38メートル下がり、高度約78メートル地点まで進入できるという。

 HACの担当者は「離島や釧路は霧が発生しやすい地域。LPVの導入で就航率を高め、利便性を向上させたい」と話している。

(提供:北海道新聞)

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