
北の大地の春便り - 北海道の桜・お花見 -
2021年05月14日
今回ご紹介するのは「北海道の桜」です。
日本で一番遅くまで見ることのできる北海道の桜。
地域にもよりますが、例年の開花期間は4月下旬から5月下旬まで、見ごろは5月上旬から中旬までのところが多いです。
さて、雄大な北の大地は桜のスケールも本数もけた違い。
7kmにもおよぶ桜並木や1800本もの桜の木が植えてある公園など、北海道ならではの桜を楽しむことができます。
今回は誰もが知る桜の名所から、道民こそ知る桜の名所など、3ヵ所をご紹介していきます。
①五稜郭公園の桜(函館市)
園内の桜の総本数は1534本。
ソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラが植えてあります。
桜たちが一斉に咲き誇る様子を五稜郭タワーから見ると、あの有名な星形と桜のコラボレーションが目の前に広がります。
この景色がため息が出るほどに美しいのです。
もちろん、公園内を散歩しながら、下から眺める桜も素敵ですよ。
※ライトアップにつきましては、昨年・今年は新型コロナウイルス感染拡大のため実施はしておりません。
【日程(期間)】
4月下旬から5月中旬(天候により変更になる可能性あり)
【場所(アクセス)】
五稜郭公園:市電→五稜郭公園前下車 徒歩15分、函館バス→函館駅前より、25系統、19系統、33系統にて五稜郭公園入口下車 徒歩10分
【公式サイト(URL)】
五稜郭公園:https://www.hakodate-jts-kosya.jp/
②二十間道路の桜並木(新ひだか町)
日本屈指の桜並木。
その全長は直線7km、桜の本数は約2000本。
桜の種類はほとんどがエゾヤマザクラの為、花の色が濃く、青空とのコントラストが非常に素晴らしい。
まさに息をのむ景色が目の前に広がります。
【日程(期間)】
4月下旬から5月中旬(天候により変更になる可能性あり)
【場所(アクセス)】
二十間道路:新千歳空港から車で約1時間半
【公式サイト(URL)】
二十間道路:https://shinhidaka.hokkai.jp/kankoukyoukai/poppo.html
③モエレ沼公園 サクラの森の桜(札幌市)
彫刻家イサム・ノグチ氏が基本設計を手がけた、アートやスポーツ、自然を堪能できる魅力的な公園。
園内にある、サクラの森には約1800本の桜が植えられており、種類はエゾヤマザクラ、カスミザクラ、チシマザクラなどがあります。
また、園内にはノグチ氏がデザインしたガラスのピラミッドや126期の遊戯があり、自然とアートの融合も楽しめますよ。
更にこの公園には公園なのに山があるのです。
その名も「モエレ山」、その標高はわずか62mで3方向5ルートから、約15分程で山頂へ登ることができます。
頂上からは園内だけでなく、札幌の市街地まで見渡すことができちゃいます。
【日程(期間)】
4月下旬から5月中旬(天候により変更になる可能性あり)
【場所(アクセス)】
モエレ沼公園:新千歳空港から車で約50分。伏古I.Cから道道112号線(札幌当別線伏古拓北通)をあいの里方面に進む
【公式サイト(URL)】
モエレ沼公園:https://moerenumapark.jp/
桜は日本各地で見ることのできる花ではありますが、北海道で「北海道ならでは」の桜を見てみるのはいかがでしょう。
もちろん桜を見た後は、北海道グルメに舌鼓を打つのもお忘れなく。