写真:【Vol.3】肌で感じる縄文文化の魅力
旅行情報

【Vol.3】肌で感じる縄文文化の魅力

2021年07月14日

函館空港総合案内所から観光情報をお届けします!

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世界文化遺産登録間近の縄文遺跡群ですが、今回私達が縄文遺跡群に触れ感銘を受けた
縄文文化の「暮らしの中で築いた人々の心の豊かさと技術の発達」をお伝え致します!

縄文文化は氷河期が終わり、暖かくなった気候の中で自然と共生しながら、約15,000年前から2,500年前まで一万年以上にわたり展開した先史文化です。

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彼らの暮らしは、地面を掘り下げ床として使用する環境の変化に強い竪穴式住居を構え、人々が協力し合いながら「漁労」「狩猟」「採集」と「発明した生活道具」で安定した生活を成り立たせます。
漁労で使用する網や釣針、狩猟には槍や弓矢、採集では保存や灰汁抜きに使える土器等、
工夫を重ねそれぞれの状況に最適な道具を作り出しています。

驚くのは、道具一つ一つの大きさ・カタチが揃っていること、釣針は現在使われている形状とほとんど変わらず、この時には既に道具の基盤が作られていることです!
また、狩猟では槍や弓矢だけではなく、深い落とし穴を作る工夫もされています。

また、この頃には北海道を超えて新潟県糸魚川市周辺が原産地である「翡翠」、秋田県の豊川油田の成分と合致する国内最大級の「アスファルト」の塊など数々の出土品が見つかったことから広域で交易をしていたことがわかります。

人々はアスファルトを割れてしまった土器を修復する接着剤として使用しており、モノを大切に長く使うための知恵と工夫の幅を交易から広げ、地域を超えて皆が支え合いながら共存していたことがわかります。

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四季を通し自然のサイクルや月の満ち欠けを見て暮らしていた人々は、『「死と再生」は一体であり、自然が再生を繰り返すように循環するもの』と考えていたとされています。

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この「足形付土版」は、親が幼くして亡くした子どもの形見として粘土板に残したものです。
住居内に吊るし子どもを偲び、その親が亡くなった際には一緒に埋葬されていたと考えられています。
「もう一度会いたい」という我が子への思いと一緒に永い眠りについたと考えると、深い愛情と命を大切にしていた情景が浮かびます。

当時の品々から縄文文化は、日々努力や労力を惜しまず技術を磨き、人との繋がりと命を大切に暮らすことで「生きる力の強さ」を身に付け、平和と安定を守ってきたものと感じました。

史跡 大船遺跡では住居跡や復元された住居を間近で見学でき、小高い丘から望む景色や神聖な空気感を感じながら、当時の生活の様子を想像すると同時に「人の原点」を考える時間を与えてくれたようでした。

史跡 大船遺跡、函館市縄文文化交流センターでは、より深く縄文文化について楽しみたい方の為に、
ガイドも行っています。※垣ノ島遺跡は一般公開後の見学です。

ガイドの中には、発掘作業をされた方もご活躍中です!
(実際にパネルやパンフレットにも掲載されている方も!!
発掘作業の貴重なお話もお聞きしてみましょう!

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※新型コロナウイルス感染症の状況によってはガイドを一時中止する場合がございます。


函館市縄文文化交流センターには当時の人々の暮らしの様々な生活の知恵が展示されています。
こちらには、中空土偶としては国内最大「北海道唯一の国宝『中空土偶』の展示」もあり、
優れた造形、愛嬌のある表情、レアな背中の模様もじっくり堪能できる唯一の場所です!
カックウの魅力や隠された秘密についても是非現地で体感ください!

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また、「組紐アクセサリーづくり」や「縄文ペンダント」の縄文体験学習があり、当時を想像しながら楽しく体験することができます。
スタッフの方が優しく教えて下さるので、大人はもちろん、お子様の自由研究にもおすすめです!

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今回ご紹介したオススメスポット「史跡 大船遺跡」と「函館市縄文文化交流センター」の他にも、
縄文の魅力がたくさん詰まった、盛り土遺構が特徴の「史跡 垣ノ遺跡」もまもなく公開予定です!
函館でしか感じられない縄文の世界を是非体験してみてください!



■■■■■■■アクセス■■■■■■■

1.お車
(1)縄文文化センター行き 函館空港から約40分/無料駐車場あり(40台)
(2)大船遺跡行き     函館空港から約50分/無料駐車場あり(30台)

2.バス
(1)縄文文化センター行き
   函館空港1番のりば発『とびっこ(7系統)』、函館空港2番のりば発『96系統』
   湯川団地北口停留所下車、
   乗り換え 湯川団地北口発『99系統(直通)』、垣ノ島遺跡下停留所下車、
   縄文文化交流センターまで徒歩約13分(所要時間約70分)

(2)大船遺跡行き
   函館空港1番のりば発『とびっこ(7系統)』、函館空港2番のりば発『96系統』
   湯川団地北口停留所下車、
   乗り換え 湯川団地北口発『99系統(直通)』、垣ノ島遺跡下停留所下車、
   乗り換え 垣ノ島遺跡下発『223系統・225系統』、大船小学校前停留所下車、
   大船遺跡まで徒歩約8分(所要時間約72分)

観光プランにつきましてはぜひ函館空港総合案内所にお問い合わせ下さい!


■■■■■■■インフォメーション■■■■■■■

◇函館空港総合案内所(函館空港ビルデング株式会社)
 TEL:(0138)57-8881
 https://airport.ne.jp/


◇縄文文化交流センター(ボランティアガイドについてのお問い合わせ)
 〒041-1613 函館市臼尻町551-1
 TEL:(0138)25-2030
 http://www.hjcc.jp/index.html


◇大船遺跡(お問い合わせは函館市縄文文化交流センターにお願い致します)
 〒041-1622 函館市大船町575-1
 TEL:(0138)25-2030
 http://www.hjcc.jp/index.html

 ※ガイドは定時解説(一日2回)を実施。事前予約していただければ別途対応可能です。

 ※コロナウィルスの影響等により、営業状況が変更される場合がございます。
  ご利用の際は各施設のHPにて最新情報をご確認ください。

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